公開日:2025年10月21日

先日、JFEエンジニアリング(株)津製作所/ジャパンマリンユナイテッド(株)津事業所の造船所見学に参加しました。普段は立ち入ることができない巨大な工場内を間近で見学することで、造船業の規模の大きさ、そしてそこで働く方々の安全への意識の高さを肌で感じることができました。
広大な敷地をバスで移動し、巨大な建造中の大型タンカーや、そびえ立つクレーン群の迫力に圧倒されました。そのスケールは、高所からの墜落、重量物による挟圧・激突など、造船業が抱える重大な労災リスクを直感させるものでした。
船体だけでなく、海に建てられる橋梁の製作工程も見学しました。工場ではロボット溶接のような最新技術が導入されていますが、橋の接続作業など、最終的には人の手による危険作業が不可欠です。だからこそ、現場では作業区画の整備や基本動作の徹底といった厳格な安全管理体制が実践されていることを確認しました。
この高リスクな巨大現場を肌で感じたことで、万が一の事態から働く人々を守り、治療・生活を支える労災保険制度の重要性を改めて深く認識いたしました。現場の厳しさと安全への取り組みをこの目で見た貴重な経験は、今後、造船業に携わる皆様へ、より実態に即した安心のサービスを提供していくための、重要な知見となりました。
ご注意:この記事は2025年10月21日時点の情報に基づいて書かれています。
時間の経過により内容が変更されている可能性がありますので、ご利用の際は必ず最新の情報をご確認ください。
時間の経過により内容が変更されている可能性がありますので、ご利用の際は必ず最新の情報をご確認ください。

