ITフリーランスは無防備?「たまに行く現場」から身を守る労災

この記事はこんな方におすすめです

  • ITフリーランスとして働いている方
  • 普段はオフィスや自宅だが、仕事でたまに現場に行くことがある方
  • 工事はしないけれど、顧客先やデータセンターなど、危険な現場に行くことがある方

はじめに

普段はパソコンに向き合うお仕事が中心かもしれませんが、システムの導入やメンテナンスなどで、顧客のオフィスやデータセンター、時にはちょっと危険な現場に行くこともありますよね。

ITフリーランスだけど、たまに行く現場で何かあったらどうなるんだろう…」
「会社員時代と違って、自分に合う労災保険の備えはある?」

そんな不安を感じているITフリーランスの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ITフリーランスの皆さまがたまに行く現場での万が一に備える方法について、なぜ建設業の労災が使えないのかという解説も含めて、わかりやすくご説明しますね。

ITフリーランスが「現場に行く」際の労災保険の誤解

ITフリーランスとして働いていると、たまに行く現場での安全対策について考える機会は少ないかもしれません。ここでよくある誤解を解消しておきましょう。

「私はITエンジニアで、工事をするわけではないから、建設業の労災保険は使えないよね?」

その通りです。建設業に従事しているわけではないITフリーランスの方が、一般的な建設業の労災保険(一人親方の特別加入など)を利用することはできません

これは、建設業の労災保険が、建築工事や土木工事など、特定の危険度の高い業務を行う事業主や一人親方を対象としているためです。ITフリーランスの皆さまの主な業務はこれらに該当しません。

しかし、これは「労災保険に入れない」という意味ではありません。お客様のサーバー室や、たまに行く現場で、配線につまずいて怪我をしたり、高所での作業中に転倒したり、といった危険はゼロではありませんよね。もしもの備えは、ITフリーランスにとっても大切なのです。

ITフリーランスのための「国の労災保険 特別加入」とは?

会社員であれば自動的に加入している国の労災保険ですが、ITフリーランスなどの個人事業主は、原則として対象外です。

ですが、ご安心ください!

ITフリーランスなど特定の個人事業主を対象とした「労災保険の特別加入制度」があります。これは、労働者に準じた形で、国の労災保険に任意で加入できるようにする制度です。

この制度を利用すれば、ITフリーランスとしてたまに行く現場での事故だけでなく、業務中の怪我や病気に対して、会社員と同じように労災保険の給付を受けることができるようになります。これにより、ITフリーランスの方も安心して仕事に取り組むためのもしもの備えが実現できます。

ITフリーランス保険組合の労災は「こんな時も」適用できる!

ITフリーランスの皆さまが、たまに行く現場で具体的に「どんな時に」労災保険が適用されるのか、気になるポイントですよね。

ITフリーランス保険組合の特別加入を利用すれば、たまに行く現場での事故はもちろん、通常の業務中にも労災保険が適用されます。

具体的に、以下のようなケースで労災保険が適用対象となります。

  • 顧客の現場に行く途中に交通事故に遭った場合(通勤中・移動中)
  • 現場でサーバー設置や点検作業中に、配線につまずいて転倒し、骨折した場合
  • 自宅やコワーキングスペースでの通常の作業中に、椅子から落ちて怪我をした場合
  • 業務に必要な書籍などを購入するため、外出中に事故に遭った場合
  • 長時間の業務が原因で、特定の職業性疾病にかかった場合(例:過労による疾患、腱鞘炎など)

このように、ITフリーランスが業務としてたまに行く現場での事故、あるいはそれ以外の通常の業務全体で発生した怪我や病気など、幅広いリスクに対して、もしもの備えを提供できるのが、労災保険特別加入です。

まとめ

ITフリーランスとしてご活躍の皆さま、たまに行く現場での不安は解消されましたか?

ITフリーランスだからといって、国の労災保険の恩恵を受けられないわけではありません。工事はしなくても、たまに行く現場やデータセンターなど、業務には様々なリスクが潜んでいます。

もしもの備えは、皆さまが安心して長くITフリーランスとして活躍し続けるための、大切な土台です。

ITフリーランスとしての業務中のもしもの備えを、しっかりとしておきたい」

そうお考えなら、ぜひITフリーランス保険組合にご相談ください

タイトルとURLをコピーしました