公開日:2026年4月1日
ID:26002

この記事はこんな方におすすめです
はじめに
こんにちは!
日々お仕事に励むフリーランスの皆さまへ大切なニュースです。
2025年12月5日、制作会社のグロービジョンがフリーランス法違反で勧告を受けました。
報酬の支払いや契約のルールは、皆さまの生活に直結する大事な問題です。
当組合では、毎日フリーランスの方から、労災保険加入のご相談を受けています。
グロービジョンへのフリーランス法勧告の背景と違反内容
2025年12月5日、公正取引委員会は、アニメや映画制作、翻訳などを手がける「グロービジョン」に対し、フリーランス法勧告を行いました。
主な違反内容は、お仕事を依頼する際に契約条件を明示しなかったことや、報酬を期日までに支払わなかったことです。
特にクリエイティブな業界では、口約束や曖昧な発注が慣習化しているケースもありますが、新しく施行されたフリーランス法ではこれらは厳しく制限されています。
皆さまが守られるべき権利が、公に認められた重要な事例といえます。
「請求書が遅れたから」は通用しない?報酬支払いの注意点
今回の勧告で注意したいのは、会社側が「フリーランスからの請求書の提出が遅れたから、報酬支払いが遅れた」と理由を述べても、それは認められないという点です。
フリーランス法では、仕事が終わった日から60日以内に支払う義務があり、たとえ皆さま側の事務作業が少し遅れたとしても、それを理由に支払いを遅らせることは会社の違反になります。
「自分のせいだから」と遠慮しがちな方も多いですが、このルールを知っておくだけでも心強いはず。
日々の忙しさの中でも、ご自身の権利をしっかり意識しておきましょう。
制作・演出・出演業の皆さまを守る「国の労災保険」とは
グロービジョンの事例のような契約トラブルだけでなく、仕事中のケガや病気もフリーランスにとっては大きなリスクです。
実は、2024年11月から、アニメ制作、翻訳、編集、出演など、ほぼすべての職種で国の労災保険に特別加入できるようになりました。
「自分も入れるのかな?」「手続きが難しくて時間が取れない」と悩んでいる間に、万が一のことが起きては大変です。
国が運営する制度だからこその安心感があり、お仕事中のトラブルを幅広くカバーしてくれます。
まとめ:法改正を知って、安心できる働き方を手に入れよう
フリーランス法による勧告は、働き手である皆さまを守るための大きな一歩です。
契約のルールを正しく理解し、万が一のケガに備えて労災保険に加入することは、プロとして自分自身を大切にすることに繋がります。
手続きのことで迷ったり、不安を感じたりしたときは、一人で抱え込まずにいつでも「フリーランス保険組合」にお任せください。
時間の経過により内容が変更されている可能性がありますので、ご利用の際は必ず最新の情報をご確認ください。


