公開日:2026年5月15日
ID:14005

この記事はこんな方におすすめです
はじめに
娘がフリーランスとして独立予定の佐藤さん。
「フリーランス向けの保険があるらしいから調べてみたら?」
と娘に勧めました。
娘の山田さんは妊娠中ということもあり、出産育児一時金などがもらえる保険を探して当組合へお電話をいただきました。
しかし当組合は仕事中のケガに備える「労災保険」の窓口であり、ご希望の保険とは異なることをお伝えしました。
フリーランスの保険には「ケガ(労災)」「賠償(損保)」「病気・出産(健保)」の3種類があります。
相手に保険を勧める際は、まず「何のリスクに備えたいか」を整理することが、迷わないための第一歩です。
「フリーランス向けの保険」という言葉の罠!どれに入るべきか迷う理由
佐藤さんが困っていたのは、「フリーランス向けの保険」と一言で言っても、種類が多すぎて違いが分からないことでした。
会社員であれば、病気もケガも会社の保険でカバーされます。
しかしフリーランスの場合、自分で目的に合った保険を選ぶ必要があります。
「フリーランス保険」とネットで検索すると色々な団体が出てくるため、山田さんのように「ここに入れば出産や病気もカバーされる」と勘違いしてしまう方が非常に多いのです。
ケガ、賠償、病気・出産。備えたいリスクで変わる3つの保険
フリーランスの保険は、目的によって大きく3つに分かれます。
1つ目は、仕事中のケガの治療費などを補償する「労災保険」です。
当組合が扱っているのはこちらになります。
2つ目は、他人のモノを壊してしまった時などに備える「損害保険(賠償責任保険)」です。
3つ目は、病気や出産に備える「健康保険(国民健康保険など)」です。
山田さんが探していた出産育児一時金は、この「健康保険」の管轄となります。相手の不安に合わせて、正しい窓口を案内してあげてください。
「お客様の家で物を壊した!」家事代行での勘違い事例
実は山田さんと同じような勘違いは、他の方からもよくご相談いただきます。
例えば、家事代行をしている鈴木さん(仮名)。
「お客様の家で物を壊した時に備える保険に入りたい」
と当組合にお電話をいただきました。
こちらも「損害保険」になるため、当組合の労災保険ではカバーできません。
このように、「フリーランス保険組合」という名前から、あらゆるトラブルに対応できる総合保険だと誤解されてしまうケースが後を絶ちません。
まとめ 相談されたらまずは「何が不安か」を一緒に整理しましょう
フリーランスとして働く家族や知人から相談されたら、まずは「今、何が一番不安か」を聞いてあげてください。
「仕事中の大ケガ」が不安なら、当組合のような労災保険がおすすめです。
病気や出産、仕事上のトラブルなど、目的に合った保険を正しく選ぶことが大切です。
もし「この知人の仕事は、労災保険の対象になるのかな?」と迷った時は、お気軽に当組合へご相談ください。大切な方を守るためのサポートをいたします。
時間の経過により内容が変更されている可能性がありますので、ご利用の際は必ず最新の情報をご確認ください。

