リサイクル業の労災保険完全ガイド|対象業務と正しい加入区分

この記事はこんな方におすすめです

  • 金スクラップ、古紙、不用品回収など「資源」を扱うお仕事の個人事業主の方
  • 「自分は運送業?それともリサイクル業?」と迷っている方
  • 現場で「労災加入」を求められているが、どの区分で入ればいいか知りたい方

はじめに

資源を「集める・分ける・壊す・加工する」仕事なら、国の労災保険に特別加入できます。

一人親方でも、リサイクル業(再生利用業)として正しく加入すれば、治療費自己負担ゼロや休業補償など、国による手厚いサポートが受けられます。

リサイクルのプロを守る「国の労災保険」とは

「一人で仕事をしているから、怪我をしたら自己責任」と諦める必要はありません。

 国は、リサイクル業務に従事する個人事業主を、労災保険の「特別加入」の対象として認めています。

これは民間保険にはない「治療費の原則全額補償(自己負担0円)」や、ケガなどで全く働けない状態が続いた場合の「休業4日目からの生活サポート(休業補償)」がある、非常に強力な守りです。

該当チェック!「再生利用業」の対象となるお仕事例

「自分の仕事は対象かな?」と思ったら、以下の作業内容を確認してください。

  • 資源の回収・卸売
    鉄くず、スクラップ、古紙、古布、空き瓶などを回収するお仕事。
  • ヤード内での選別・加工
    集めたものを仕分けする、プレス機で固める、粉砕機にかけるといった作業。
  • 解体・パーツ取り出し
    廃車や家電をバラして、再利用可能な部品や金属を取り出す作業。
  • 資源目的の不用品回収
    回収物をそのまま捨てるのではなく、再販や資源化(リサイクル)に回すお仕事。

これらの作業中に起きた怪我は、原則としてリサイクル業労災補償の対象となります。

【重要】「運送業」との見極めポイント

ここが最も注意すべき点です。

間違った業種で加入していると、事故の際に保険金が下りないリスクがあります。

項目再生利用業(リサイクル)貨物運送業
主な収入資源の「売却益」や処分料荷物の「運賃」
荷物の所有権自分のものとして扱う預かりものとして運ぶ
主な作業選別・解体・加工など運転・積み降ろしのみ

もしあなたが「自分で集めて、価値をつけて売る」スタイルなら、選ぶべきは「再生利用業」です。

まとめ

リサイクルのお仕事は、重量物や鋭利な金属、機械を扱うため、常に危険が伴います。

だからこそ、正しい「業種区分」で国の労災保険に入っておくことが、あなたと家族を守る唯一の手段です。

「自分の作業内容はどっち?」と迷う方は、ぜひ一度当組合(リサイクルフリーランス保険組合)へお声がけください。

34年の実績を活かし、あなたの働き方に最適な加入形態をアドバイスいたします。

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