公開日:2026年5月18日
ID:20034

この記事はこんな方におすすめです
はじめに
フリーランスが国の労災保険に加入する際、補償の基準となるのが「給付基礎日額」です。
結論から言うと、選ぶ目安は「ご自身の所得÷365日」となります。
この記事では、迷いがちな給付基礎日額の決め方や注意点をわかりやすく丁寧にお話ししますね。
労災保険の「給付基礎日額」ってなに?
フリーランスの皆さんが国の労災保険に特別加入するときに、
必ず目にするのが「給付基礎日額(きゅうふきそにちがく)」という言葉です。
これは、万が一お仕事中にケガをしたり病気になったりしたときに、
国から支払われる「休業補償」などの給付金を計算するベースになる1日あたりの金額のことです。
会社員であればお給料をベースに自動で決まりますが、
フリーランスの方はご自身でこの金額を決めて加入することになります。
給付基礎日額はどれを選択して進めればいいの?
「自分で選ぶと言われても、どれを選択して進めればいいの?」と不安になってしまいますよね。
給付基礎日額は、3,500円から25,000円までの間でいくつかの段階に分かれています。
高い金額を選べば、万が一のときの補償は手厚くなりますが、その分だけ毎月支払う保険料も高くなります。
逆に、低い金額を選ぶと保険料は抑えられますが、いざというときの補償も少なくなってしまいます。
そのため、ご自身の今の収入に見合った、無理のない金額をきちんと選ぶことが大切です。
選択の目安は「加入者の所得÷365」
では、具体的にいくらの金額を選べばいいのでしょうか?
一番わかりやすい目安となるのは、「加入者ご自身の年間所得÷365日」で計算した金額です。
例えば、年間の所得(売り上げから経費を引いた金額)が約365万円の方であれば、以下のように計算します。
365万円 ÷ 365日 = 10,000円
この場合、給付基礎日額は「10,000円」を選択するのがちょうど良い目安になります。
これなら、普段の生活水準に近い補償をしっかり受けることができるので安心ですね。
16,000円からは所得証明書が必要になるので注意!
給付基礎日額を選ぶとき、一つだけ気をつけておきたい大切なポイントがあります。
それは、日額を「16,000円以上」に設定する場合です。
日額16,000円以上を選択して進めるためには、本当にそれだけの高い収入があることを証明するために、「所得証明書(確定申告書の控えなど)」の提出が必要になります。
「補償をできるだけ多くしたいから」と実際の所得より高い金額を選んでしまうと、手続きの段階で証明書の準備が必要になって少し大変になってしまいます。
まずはご自身の実際の所得と照らし合わせて、適切な金額を選んでくださいね。
まとめ
今回は、フリーランスの皆さんが国の労災保険に特別加入する際に大切な「給付基礎日額」についてお話ししました。
給付基礎日額は、万が一のときにあなたとご家族の生活を支える大切な基準です。
「自分の所得ならいくらがいいのかな?」「手続きが難しそうで不安だな」と感じたら、一人で悩まずにいつでも私たちにご相談くださいね。
開業したばかりのフリーランスの皆さんが、安心して笑顔でお仕事ができるよう、私たちがサポートいたします。
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