「労災なし」の現場はリスクだらけ?森林組合もフリーランスも安心!「国の労災保険」とは?

この記事はこんな方におすすめです

  • フリーランスのきこりや林業ワーカーに仕事を依頼している森林組合の担当者様
  • 現場でのケガや事故のリスクを減らし、安全に業務を進めたい担当者様
  • 林業のお仕事にどんなリスクがあるか確認しておきたい方

はじめに

林業の現場を守るため、依頼するフリーランスには国の労災保険(特別加入)へ入ってもらいましょう。

山の仕事には危険がたくさん潜んでいます。

万が一の事故の際、組合と働く人の双方を守るためにも、フリーランス労災保険への加入を案内することがとても大切です。

林業の現場は危険がいっぱい!具体的なリスクとは?

山の仕事は自然が相手ですから、どうしても危険と隣り合わせになりますよね。

具体的には、以下のようなヒヤッとする場面や大きな事故のリスクが毎日潜んでいます。

  • チェーンソーによるケガ
    キックバック(刃が跳ね返る現象)が起き、手足に激しい大ケガを負ってしまう。
  • 倒木や落石の直撃
    伐採した木が予想外の方向に倒れてきたり、斜面から大きな石が転がってきたりして下敷きになる。
  • 斜面での転落・滑落
    足場の悪い急斜面や雨でぬかるんだ場所で足を滑らせ、谷底へ滑り落ちてしまう。
  • 熱中症やハチの被害
    夏の厳しい暑さの中での重労働による熱中症や、スズメバチに刺されてアナフィラキシーショックを起こす。

このように、林業は一瞬の油断が命取りになる、とてもリスクの高いお仕事なのです。

なぜ「国の労災保険(国の特別労災)」が必要なの?

会社に雇われている従業員さんなら、自動的に会社の労災保険が使えます。

でも、個人で動いているフリーランス(個人事業主)の方は、そのままでは国の労災保険が使えません。

そこで用意されているのが、「国の労災保険(国の特別労災)」への特別加入という制度です。

「フリーランス労災保険」とも呼ばれるこの制度に加入しておけば、もし現場でケガをしてしまっても、治療費が原則無料になったり、働けない期間の休業補償が受けられたりします。

民間の一時金タイプの保険とは違い、国が手厚くサポートしてくれます。

そのため、大きなケガのリスクがある林業ワーカーにとっては、まさに命綱となる安心の制度です。

森林組合がフリーランスに加入をすすめるメリット

「現場に入るなら、国の労災保険に入ってね」と森林組合からフリーランスの方へ案内することには、組合側にとっても大きな意味があります。

もし保険に入っていないフリーランスの方が現場で大事故に遭ってしまったら、本人が困るのはもちろんのこと、

「安全管理はどうなっていたんだ」と組合側の責任が問われたり、

現場の仕事が長期間ストップしてしまったりするトラブルになりかねません。

事前にしっかり「フリーランス労災保険」への加入を確認しておくことで、お互いに安心して気持ちよくお仕事を依頼できるようになりますよ。

まとめ

林業の現場には、チェーンソーのケガや倒木など、たくさんの具体的な危険が潜んでいます。

だからこそ、仕事を依頼するフリーランスの方には、万が一に備えて「国の特別労災(フリーランス労災保険)」へ特別加入してもらうことが本当に大切です。

働く人と組合の安心を守る第一歩として、「現場に入る前に、国の労災保険に入ろうね」と、ぜひ優しい声をかけてあげてください。

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