特定業務従事者って?林業フリーランスが労災に入るための手順を解説

特定業務従事者って?林業フリーランスが労災に入るための手順を解説

この記事はこんな方におすすめです

  • チェーンソーや刈払機を仕事で長く使っている方
  • 労災保険の申込で「健康診断が必要」と言われた方
  • 手続きの流れをパッと見て理解したい方

はじめに

特定業務従事者とは、チェーンソーや粉じん作業など体に負担のかかる業務歴がある方のことです。

林業フリーランスが労災加入する際は国負担の健康診断が必要ですが、手順は予約して受診するだけと簡単。
まずは自身の職歴が対象かチェックしてみましょう。

特定業務従事者とは?(林業でよくある作業)

「特定業務従事者」とは、簡単に言うと、「体に負担がかかる特別な作業を、これまでにお仕事でしてきた人」のことです。

林業でいうと、主に以下のような作業が当てはまります。

  • チェーンソーを使う作業
  • 刈払機(草刈機)を使う作業

これらは「振動工具」と呼ばれ、手に強い振動が伝わるため、長く続けていると体に影響が出ることがあります。そのため、国が「加入前に一度チェックしましょう」と決めているのです。

振動工具を「1年以上」使っていたら健康診断が必要です

林業フリーランスとして労災保険に入る際、以下の条件に当てはまる方は、国が費用を負担する「特別加入時健康診断」を受ける義務があります

  • 作業内容: チェーンソーや刈払機などの振動工具を使う業務
  • 使っていた期間: 通算で1年以上

健康診断の対象となる方は、お支払い方法が「12ヶ月分(長期)の一括払い」のみとなります。
分割などは選べませんので、あらかじめご了承ください。

あなたがやることは3つだけ!健康診断の手順

「手続きが難しそう…」と不安にならなくても大丈夫ですよ。 当組合へお申し込みいただいた後、お客様にやっていただくことは、主に次の3つだけです!

  1. 「依頼書」が届くのを待つ
    当組合から、健康診断に必要な書類を郵送でお送りします。
  2. 病院を予約して、当組合に連絡する
    書類が届いたら、指定の病院に予約を入れます。
    「○月○日に予約したよ」と当組合までメール等で教えてくださいね。
  3. 病院で健康診断を受ける
    当組合から送った書類一式を全部持って、病院へ行ってください。

受診が終われば、あとは病院と国がやり取りをしてくれるので、結果を待つだけでOKです!

健康診断の結果が出て、国から正式に認められるまでには2〜4ヶ月ほど時間がかかります。

そのため、結果が出るまでは「仮の労災番号」を発行して対応します。
正式な番号になるまで少しお待たせしますが、その間も労災の対象となりますので安心してくださいね。

お金はかかる?どこで受けるの?

健診の費用:無料(国が負担します!)
※交通費のみ自己負担です。

受けられる場所:労災保険の指定を受けた医療機関です。検索サイトからお近くの病院をすぐに探せます。

もし健康診断の結果、すでに重い症状がある場合は、加入が制限されることもあります。不安な方はお早めに受診しましょう。

まとめ

林業ではチェーンソーなどの振動作業がメインですが、実はそれ以外にも、粉じん作業(3年以上)、鉛業務(6か月以上)、有機溶剤の使用(6か月以上)をしていた場合も健康診断の対象になります。

「自分は対象かな?」と迷ったら、まずはこれまでの職歴を振り返ってみてください。

少しでも不安なことがあれば、いつでも林業フリーランス保険組合へお気軽にご相談くださいね!

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