契約書なしで1400万円自腹…これ他人事じゃありません

この記事はこんな方におすすめです

  • フリーランスとして仕事を始めたばかりの方
  • 契約書を交わさずに仕事をしている方
  • トラブルを未然に防ぎたいと考えている方

はじめに

急ぎの仕事だから契約書は後でいい
いつも頼んでいる相手だから大丈夫

そんなふうに思っていませんか?

実は、その小さな油断が大きなトラブルにつながることがあります。

実際に、契約書を交わさずに業務委託を行った結果、
約1400万円を自腹で支払うことになったケースが報じられました。

しかも、このお金は返ってくる見込みがないとされています。
これは決して特別な話ではなく、フリーランスの方なら誰にでも起こり得るリスクです。

今回は、実際に報道された「契約書なしで草刈り業務を委託し、約1400万円を自腹で支払うことになった」
という事例をもとに、フリーランスが気をつけるべきポイントをわかりやすく解説します。

そして、万が一のリスクに備える「労災保険(特別加入)」の大切さについてもお話ししますね。

契約書がないと何が起きるのか

今回のケースでは、

草刈り業務を契約書なしで委託してしまい、結果として約1400万円もの費用を個人で支払うことになりました。

なぜこのような事態になったのでしょうか。
ポイントはとてもシンプルです。

「証明できない仕事は、なかったことになる」

×契約書がない
×データも削除されている
×作業の証拠(写真など)もない

このような状態では、
「本当に業務があったのか」
「適正な支払いだったのか」
を第三者が確認できません。

そのためたとえ実際にお金を支払っていても、「正式な業務」として認められません

つまり、
・支払ったお金が戻らない
・責任だけが残る

という最悪の状況になってしまうのです。

フリーランスの方にとっても、これは他人事ではありません。
例えば、こんなケースはありませんか?

・知り合いからの仕事で契約書なし
・LINEや口頭だけで仕事を受ける
・納品後のトラブルに備えていない

こうした状況では、
「報酬が支払われない」
「仕事の内容を否定される」
といったトラブルが起きても、証明が難しくなります。

つまり、
働いたのにお金がもらえない
という状況が現実に起きてしまうのです。

さらに怖いのは、仕事中の事故です。
契約があいまいだと、「誰の責任か」が不明確になり、補償を受けられない可能性もあります

フリーランスにも起こる契約トラブル

フリーランス保険組合には、毎日多くのご相談が寄せられています。

実際にお問い合わせがあった業種は次の通りです。

・ハウスクリーニング
・消防設備点検
・造船業の一人親方
・税理士
・プロゴルファー
・製造業

そして、皆さんに共通しているのが
契約や補償への不安」です。

例えばこんな声があります。

・契約書を作っていないけど大丈夫?
・仕事中にケガをしたらどうなる?
・元請けは責任を取ってくれる?

結論からお伝えすると、
フリーランスは基本的に自己責任です。

会社員と違い、
・労災保険が自動で適用されない
・トラブル時も守ってもらえない
という特徴があります。

さらに、契約があいまいな場合、
事故が起きたときに「業務中」と認められない可能性もあります

つまり、
お金のトラブル+ケガのリスク
この両方を抱えている状態なんですね。

なお、上記以外にも

・建設業
・ITエンジニア
・配送ドライバー
・講師業

など、さまざまな業種の方が加入対象となる可能性があります。

「自分は対象外かも」と思っている方ほど、一度確認してみることが大切です。

フリーランスが備えるべき労災保険

契約トラブルは「事前対策」で防げます。
ですが、事故やケガは完全には防げません。

そこで重要になるのが、労災保険の特別加入です。

フリーランスでもこの制度を利用すれば、
国の労災保険に加入することができます。

主な補償は以下の通りです。

・仕事中のケガの治療費
・休業中の補償
・後遺障害への補償

つまり、
「働けなくなったときの収入リスク」を減らすことができます

特に、体を使う仕事の方だけでなく、
すべてのフリーランスにとって重要です。

なぜなら、
フリーランスは「自分が止まる=収入が止まる」からです

また、労災保険に加入していることで、「しっかりした事業者」として信頼され、
仕事の受注時の安心材料になることもあります。

契約書でトラブルを防ぎ、
労災保険でリスクに備える。

この2つが、安定して働き続けるための基本です。

まとめ

今回の事例は、特別な話ではありません。

・契約書なしの仕事はリスクが高い
・証明できないとお金は戻らない
・フリーランスは自分で備える必要がある

そして、万が一の事故やトラブルに備えるためには、
労災保険の特別加入がとても重要です。

「自分は加入できるのか?」
「どんな業種が対象なのか?」

少しでも不安がある方は、早めに確認しておきましょう。

フリーランス保険組合では、さまざまな業種の方からご相談をいただいています。
あなたの働き方に合わせて、わかりやすくご案内いたします。

フリーランス保険組合にお任せください。

ご注意:この記事は2026年5月1日時点の情報に基づいて書かれています。
時間の経過により内容が変更されている可能性がありますので、ご利用の際は必ず最新の情報をご確認ください。
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