5分でわかる!あはき師が入れる労災保険「特別加入」とは?

この記事はこんな方におすすめです

  • フリーランス・個人事業主として働くあはき師
  • 訪問マッサージや往診中の事故に備えたい方
  • 施術中のケガや休業中の収入に不安がある方

はじめに

「訪問先へ向かう途中で事故にあったら……」
「施術中に手首や腰を痛めて、仕事ができなくなったら……」

フリーランスや個人事業主のあはき師は、
会社員のように自動的に労災保険の対象になるわけではありません。

そこで検討したいのが、国の労災保険に任意で加入できる「特別加入制度」です。

あはき師も労災保険に特別加入できます

2022年4月1日から、次の国家資格を持つフリーランスや個人事業主も、
労災保険に特別加入できるようになりました。

・あん摩マッサージ指圧師
・はり師
・きゅう師

例えば、訪問マッサージや往診を行っている方、
一人で治療院を運営している方、業務委託で施術をしている方などが対象です。

※整体師やカイロプラクターなど、民間資格のみの方は、あはき師の区分では加入できません。

あはき師の仕事で考えられる事故

あはき師の仕事には、施術中だけでなく、
訪問先への移動中にも事故のリスクがあります。

訪問先へ向かう途中の事故
自転車やバイクで訪問先へ向かう途中に転倒し、手首などを骨折するケースです。
仕事のための移動中に起きた事故は、労災保険の対象になる可能性があります。

施術中のケガ
患者さんの身体を支えた際に腰を痛めたり、施術を続ける中で手首や腕を痛めたりするケースです。
仕事との因果関係が認められれば、労災保険の対象になる可能性があります。

針刺し事故
鍼の施術中や使用後の処理中に、誤って自分の指に刺してしまうケースです。

※実際に労災と認められるかは、労働基準監督署が個別に判断します

どのような補償を受けられる?

仕事中や通勤中の事故などが労災と認められると、
主に次のような補償を受けられます。

・ケガや病気の治療に関する補償
・仕事を休んだときの休業補償
・障害が残ったときの補償
・亡くなった場合の遺族への補償

特に、一人で働くあはき師は、
自分が施術できなくなると収入が止まってしまう可能性があります。

加入手続きについて

あはき師が特別加入する場合は、国へ直接申し込むのではなく、
あはき師を対象とする「特別加入団体」を通じて手続きを行います。

主に次のような書類が必要です。
・国家資格の免許証の写し
・本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)

まとめ

あはき師は、手や腕、腰などを使って患者さんを支える仕事です。
訪問施術では、移動中に事故にあう可能性もあります。

どれだけ注意していても、仕事中のケガや事故を完全に防ぐことはできません。
自分の身体と生活を守るために、
国の労災保険への特別加入を検討してみてはいかがでしょうか。

あはき師の労災保険について分からないことがある方は、
フリーランス保険組合までお声がけください。

タイトルとURLをコピーしました