公開日:2026年10月22日
最終更新日:2026年10月22日

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はじめに
個人で漁業をしている一人親方から、
「仕事中のケガに備えて、国の労災保険に入りたい」
と相談を受けたら、何を確認すればよいのでしょうか。
労災保険は、仕事中のケガなどに備える国の制度です。
会社に雇われている人だけでなく、漁業をしている一人親方も、仕事内容などの条件を満たせば「特別加入」という方法で国の労災保険に入ることができます。
ただし、個人で漁業をしている方だからといって、全員が同じ区分で加入するわけではありません。
今回は、漁業の一人親方から相談を受けたときに、漁協職員の方がまず確認したいポイントを解説します。
まず「どんな仕事をしているか」を確認
相談を受けたら、まず確認したいのが実際の仕事内容です。
「個人で漁業をしています」というだけでは、どの区分で労災保険に入るのか判断できない場合があります。
まずは、
- 漁船に乗って何を採っているのか、養殖をしているのか
- どのような漁法で仕事をしているのか
- 使っている船は何トンか
などを確認してみましょう。
船の大きさは、労災保険の区分を考えるときの材料の一つです。
ただし、船の大きさだけで加入区分が決まるわけではありません。
漁法や仕事内容なども関係するため、分かる範囲で仕事内容や船について確認しておくことが大切です。
次に「一人親方として働いているか」を確認
漁業の一人親方として労災保険に特別加入する場合は、普段どのような形で仕事をしているかも確認します。
特に確認したいのが、従業員を雇っているかどうかです。
「一人親方」は、普段は従業員を雇わず、自分で事業を行っている方などが対象です。
一時的に従業員を雇う場合などは扱いが異なることがあるため、確認が必要です。
そのため、相談を受けたときは、
「従業員を雇っていますか?」
と確認しておきましょう。
家族で漁業をしている場合は?
「一人親方」という名前でも、必ずしも一人だけで漁業をしているとは限りません。
たとえば、夫婦や親子など、家族で一緒に漁業をしている場合があります。
同居して生計を一緒にしている家族は、従業員とは異なる扱いになります。
そのため家族で漁業をしている場合は、それぞれが一人親方等の特別加入の対象になります。
そのため、家族で漁業をしている場合は、
「誰と一緒に漁業の仕事をしているか」
も確認しましょう。
漁業の一人親方労災保険|確認チェックリスト
漁業の一人親方から労災について相談を受けたら、まず次の内容を確認してみましょう。
まとめ
漁業の一人親方から国の労災保険について相談を受けたら、まずは仕事内容・働き方・使用している船について確認してみましょう。
漁業の労災保険は、仕事内容や働き方によって確認する加入区分が変わります。
加入区分が分からない場合は、フリーランス保険組合へお声がけください。

