漁協の方へ|一人親方から「国の労災に入りたい」と相談されたら?

この記事はこんな方におすすめです

  • 漁業の一人親方から労災保険について相談を受けた漁協職員の方
  • 個人で漁業をしている一人親方も国の労災に入れるのか知りたい方
  • 特別加入したい場合、何を確認すればよいか知りたい方
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はじめに

個人で漁業をしている一人親方から、

「仕事中のケガに備えて、国の労災保険に入りたい」

と相談を受けたら、何を確認すればよいのでしょうか。

労災保険は、仕事中のケガなどに備える国の制度です。

会社に雇われている人だけでなく、漁業をしている一人親方も、仕事内容などの条件を満たせば「特別加入」という方法で国の労災保険に入ることができます。

ただし、個人で漁業をしている方だからといって、全員が同じ区分で加入するわけではありません。

今回は、漁業の一人親方から相談を受けたときに、漁協職員の方がまず確認したいポイントを解説します。

まず「どんな仕事をしているか」を確認

相談を受けたら、まず確認したいのが実際の仕事内容です。

「個人で漁業をしています」というだけでは、どの区分で労災保険に入るのか判断できない場合があります。

まずは、

  • 漁船に乗って何を採っているのか、養殖をしているのか
  • どのような漁法で仕事をしているのか
  • 使っている船は何トンか

などを確認してみましょう。

船の大きさは、労災保険の区分を考えるときの材料の一つです。

ただし、船の大きさだけで加入区分が決まるわけではありません。

漁法や仕事内容なども関係するため、分かる範囲で仕事内容や船について確認しておくことが大切です。

次に「一人親方として働いているか」を確認

漁業の一人親方として労災保険に特別加入する場合は、普段どのような形で仕事をしているかも確認します。

特に確認したいのが、従業員を雇っているかどうかです。

「一人親方」は、普段は従業員を雇わず、自分で事業を行っている方などが対象です。
一時的に従業員を雇う場合などは扱いが異なることがあるため、確認が必要です。

そのため、相談を受けたときは、

「従業員を雇っていますか?」

と確認しておきましょう。

家族で漁業をしている場合は?

「一人親方」という名前でも、必ずしも一人だけで漁業をしているとは限りません。

たとえば、夫婦や親子など、家族で一緒に漁業をしている場合があります。

同居して生計を一緒にしている家族は、従業員とは異なる扱いになります。

そのため家族で漁業をしている場合は、それぞれが一人親方等の特別加入の対象になります。

そのため、家族で漁業をしている場合は、

「誰と一緒に漁業の仕事をしているか」

も確認しましょう。

漁業の一人親方労災保険|確認チェックリスト

漁業の一人親方から労災について相談を受けたら、まず次の内容を確認してみましょう。

  • 漁船に乗って魚や貝などを採っていますか?
  • どのような漁法で仕事をしていますか?
  • 使用している船の大きさは何トンですか?
  • 家族以外の従業員を普段から雇っていますか?
  • 家族で漁業をしている場合、誰と一緒に仕事をしていますか?

まとめ

漁業の一人親方から国の労災保険について相談を受けたら、まずは仕事内容・働き方・使用している船について確認してみましょう。

漁業の労災保険は、仕事内容や働き方によって確認する加入区分が変わります。

加入区分が分からない場合は、フリーランス保険組合へお声がけください。