漁期のケガに備える 一本釣り・はえ縄漁の一人親方労災保険

この記事はこんな方におすすめです

  • カツオ、マグロ、イカ、アジなどを一本釣り・はえ縄漁で獲っている方
  • 漁の稼ぎ時にケガをして船に乗れなくなるのが不安な方
  • 一本釣り・はえ縄漁の一人親方でも国の労災保険に入れるのか知りたい方
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はじめに

一本釣りや延縄漁では、魚種や地域によって大切な漁の時期があります。

旬の時期はできるだけ漁に出たいですよね。

しかし、一本釣りやはえ縄漁では、針や縄を扱う作業も多く、ケガをして漁に出られなくなるリスクが常にあります。

一本釣り・延縄漁をする一人親方も、一定の条件を満たせば国の労災保険に「特別加入」できます。

今回は、一本釣り・はえ縄漁の仕事中に考えられるケガと、働けなくなったときに備えられる漁業の一人親方の労災保険について解説します。

カツオ・マグロなど、これから稼ぎ時を迎える漁も

魚の旬や漁期は、魚種や地域によって異なります。

たとえば、秋は脂がのった「戻りガツオ」の時期です。

また、地域によっては、冬にマグロ類が旬を迎え、はえ縄などで漁獲されています。

一本釣り・はえ縄漁をする方にとって、魚が獲れる時期にしっかり船に出ることは大切ですよね。

では、そんな稼ぎ時にケガをしてしまったらどうなるでしょうか。

針や縄を扱う一本釣り・はえ縄漁にはこんな危険が

一本釣り・はえ縄漁では、針や縄を扱いながら、揺れる船の上で作業をします。

仕事中には、次のような危険があります。

作業考えられる危険
針を扱う針が手や指に刺さる、魚から針を外すときにケガ
投縄・揚縄をする枝縄や幹縄が手足・衣服に引っ掛かる、縄が絡まる
揚縄機などを使う縄や機械に手や衣服が巻き込まれる
魚を船上へ取り込む魚の動きや重さでバランスを崩す、手や腕を傷める
船上で作業する船の揺れで転倒する、海へ転落する

一本釣り・はえ縄漁では、こうした作業を繰り返します。

普段から慣れている作業でも、仕事中のケガの可能性がなくなるわけではありません。

稼ぎ時にケガをして船に乗れなくなったら?

一人親方の場合、自分がケガをすると、そのまま漁に出られなくなることがあります。

特に困るのが漁期と重なったときです。

たとえば、針で手をケガして作業ができない。

縄を扱う作業で腕や足を負傷して、しばらく船に乗れない。

そんな状態が続けば、その間の仕事や収入にも影響します。

治療にかかる費用だけではなく、

「仕事を休んでいる間はどうする?」

ということも、一人親方なら考えておきたいところです。

そんな仕事中のケガに備えられるのが、国の労災保険の「特別加入」です。

一本釣り・はえ縄漁の一人親方も国の労災保険に入れます

一本釣り・はえ縄漁をする一人親方も、一定の条件を満たせば、国の労災保険に「特別加入」できます。

特別加入とは、通常の労災保険では対象にならない一人親方や個人事業主などが、国の労災保険による補償を受けられる制度です。

仕事中の事故などが労災として認められた場合には、主に次のような補償があります。

補償内容
仕事中のケガの治療に関する給付仕事中のケガなどで治療が必要になった場合、必要な治療を自己負担なしで受けられます
仕事中のケガで仕事を休んだときの給付ケガなどで働けない日が4日以上続いた場合、休業4日目から給付基礎日額の80%相当が支給されます
障害が残ったときの給付一定の障害が残った場合、障害の程度に応じて年金または一時金が支給されます
亡くなった場合の遺族への給付仕事中の事故で亡くなった場合、条件を満たす遺族に年金または一時金が支給されます

一本釣り・はえ縄漁の一人親方にとって、治療だけでなく「働けない期間」にも備えられるのが、国の労災保険の特別加入です。

まとめ

一本釣り・はえ縄漁では、針や縄を扱う作業が多く、仕事中にケガをするリスクがあります。

一人親方の場合、ケガで船に乗れなくなると、治療だけでなく仕事や収入への影響も心配ですよね。

一本釣り・はえ縄漁をする一人親方も、一定の条件を満たせば、国の労災保険に特別加入できます。

仕事中のケガと、ケガで働けない期間の両方に労災保険の特別加入で備えましょう。

漁業の一人親方の特別加入は、フリーランス保険組合にお声がけください。