公開日:2026年10月22日
最終更新日:2026年10月22日

この記事はこんな方におすすめです
私たちは日本一のフリーランス専門 労災特別加入団体を目指しています!
早い: 24時間WEB完結・カード即発行
安心: 厚生労働省認可・34年以上の実績
専門性:特別加入に精通したプロ社労士が在籍
はじめに
今回は、フリーランス保険組合へ
お電話で寄せられたご相談をご紹介します。
ご相談いただいたのは、家電修理やメンテナンスを
一人で行っている木下さん(仮名)です。
現在は修理の仕事が中心ですが、電気工事の資格も持っており、
今後は電気工事にも仕事を広げたいと考えていました。
取引先から労災保険への加入を求められ、加入先を調べる中で、
「家電修理まで対応できるのか」という疑問が生まれたそうです。
この記事では、現在の修理業務と今後の電気工事を分けて、
労災保険の加入区分や申込み前の確認点を解説します。
家電修理・メンテナンスはフリーランスの労災保険に入れる?
家電修理やメンテナンスの仕事でも、こちらの労災保険に入れますか?
企業等から業務委託を受けて家電修理を行う方は、
特定フリーランスの区分で
労災保険への特別加入を検討できます。
特別加入とは、通常は労災保険の対象とならない事業主などが、
一定の要件のもとで国の労災保険に加入する制度です。
ただし、「家電修理」「メンテナンス」という職業名だけで、加入区分は決まりません。
機器そのものの修理なのか、建物の設備や配線に関わる工事なのか。
同じ機器を扱っていても、実際に行う作業によって
確認する加入区分が異なる場合があります。
申込み前には、何を扱う仕事かだけでなく、
どのような作業を行うのかまで加入団体へ伝えましょう。
今後、電気工事も始めるなら同じ加入区分でよい?
木下さんには、今後は電気工事にも仕事を広げたいという
ご希望がありました。そこで次に確認したのが、
修理と工事の両方をする場合の加入区分です。
建設工事に該当する電気工事は、特定フリーランス事業ではなく、
建設業に対応した特別加入区分で確認する必要があります。
厚生労働省は、建設業など、ほかの特別加入区分に該当する業務は、
その業務に対応する区分で加入するよう案内しています。
そのため、特定フリーランス事業に加入すれば、
今後始める電気工事まで一括して対象になるとは限りません。
反対に、建設業の一人親方労災保険に加入しても、
建設工事に該当しない修理業務まで対象になるとは限りません。
修理と工事の両方を行う場合は、
それぞれの業務に対応する区分への加入を検討することがあります。
ただし、両方への加入が必要かどうかは、具体的な作業内容や
働き方を確認して判断します。
大切なのは、現在の仕事と、これから始める仕事を分けて伝えることです。
相談するときは、次の内容を整理しておきましょう。
- 現在行っている家電修理・メンテナンスの具体的な作業
- 今後始める電気工事の内容と、始める予定の時期
- 現在の労災保険への加入状況と、取引先から求められている内容
すでに加入している方も、新しい業務を始める前に、
その仕事が現在の加入内容に含まれるか確認してください。
取引先が複数ある場合、業務委託の書類は全部必要?
木下さんからは、申込み時に提出する業務委託の確認書類についても、
ご質問がありました。
取引先が複数ある場合、業務委託の書類は1社分でもよいですか?
今回の相談では、取引先の会社名とご本人のお名前が確認できる
書類が1社分あれば、申込みを進められるとご案内しました。
これは、フリーランス保険組合での今回の受付案内です。
提出する書類の内容や申込み状況によっては、
追加の確認が必要になる場合があります。
また、提出書類が1社分でよいことと、
すべての仕事内容が同じ加入区分に含まれることは別です。
取引先によって修理と工事などの仕事内容が異なる場合は、
書類を提出する取引先の仕事だけでなく、
実際に行うほかの業務も伝えてください。
急いで労災保険が必要なとき、何を確認する?
木下さんは加入を急いでおり、当日中に証明書等を
発行できるかについても確認されました。
急ぎの場合は、必要な書類と希望する日を伝え、
発行できる時期と補償開始日をそれぞれ確認してください。
証明書等を受け取れる日と、補償が始まる日は、分けて確認しましょう。
取引先が求めているのが、労災保険番号なのか、加入証明書なのか。
いつまでに提出し、いつから作業する予定なのかを整理すると、
加入団体も必要な手続きを確認しやすくなります。
急いでいても、修理の仕事に必要な加入なのか、
電気工事に必要な加入なのかを先に確認することが大切です。
申込みや支払いの完了だけで、必要な作業すべてが
その日から補償されるとは判断しないでください。
今回の相談では、建設業向けとフリーランス向けの
ホームページをご案内し、見積りや加入を検討していただくことになりました。
まとめ|家電修理から電気工事へ仕事を広げる前に確認を
家電修理と電気工事では、実際の作業内容によって、
確認する労災保険の特別加入区分が異なる場合があります。
木下さんのように、現在の仕事に加えて新しい業務を始めたい方は、
今の仕事内容と今後の予定を分けて加入団体へ伝えましょう。
申込み前に確認したいのは、次の3点です。
- 現在の修理・メンテナンスに対応する加入区分
- 今後の電気工事に必要な加入や手続き
- 必要書類、証明書等の発行時期、補償開始日
取引先に提出する書類だけでなく、自分が行う仕事に合った加入内容かを確認してください。
公的な参考資料
- 厚生労働省「令和6年11月1日から『フリーランス』が労災保険の『特別加入』の対象となりました」
- 厚生労働省「特定フリーランス事業に加入できる場合・できない場合」(PDF)
- 厚生労働省「労災保険への特別加入」
この記事は2026年10月22日時点で確認できた情報と、
実際の相談内容をもとに作成しています。
加入区分や手続きは、具体的な業務内容と最新の取扱いをご確認ください。
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